標準化されたガイドラインに基づき、IoTセキュリティに取り組む外部機関により認証されたプログラム。IoT機器のセキュリティ対応の内容と厳格な実施を裏付けるとともに、お客さまに対しこれまで以上にIoT機器の安全性をわかりやすく伝えることができます。
CCDSサーティフィケーションプログラムのマークを取得するには、2つの方法があります。1つは、機器検証に必要な知識・技術をもった社内の資格者のもとで、製品セキュリティ要件準拠に対する自主検証を行う方法です。もう1つは、その資格をもつ第三者に、その検証作業を委託する方法です。当社は後者の第三者検証作業サービスを提供します。
1.検証項目、検証手法の策定
2.実機検査作業の実施
3.検証結果の分析と整理
4.検証結果報告書の作成
CCDSサーティフィケーションプログラムにおいて求められているセキュリティ要件の検査を行うためには、CCDS指定検査資格を有する人員が在籍し、検査を管理していることが必要です。
当社には、CCDSサーティフィケーションマークの取得に必要な検査手続きや手順に精通したCCDS検査資格取得者が所属しております。これにより、検査項目に基づいた作業をサポートし、認証までの準備段階における不安を解消します。
当社が提供するIoT機器は、CCDSサーティフィケーションマークの認証を取得しているため、CCDSサーティフィケーションプログラムの審査に合格するためのノウハウを保有しています。当社の[機器検証サービス]の結果に基づき、特定または検出された脆弱性や明らかになった脅威に対して、想定される影響や対応案をご提案します。
※当社製品の実績:サーティフィケーション取得製品・サービス
当社の「機器検証サービス」は、経済産業省が定めた「情報セキュリティサービス基準」への適合性を当情報セキュリティサービス基準審査登録委員会が審査し、適合とされたサービスとして、情報セキュリティサービス台帳に登録されています。
当社はセキュリティ強化に向けて、業界標準規格の調査と製品・システムへの影響分析をもとにした対策を社内で取り組み、同時にセキュリティ対策の可視化を促進するためCCDSの第三者認証制度「サーティフィケーションプログラム」の策定に参加しました。2014年10月のCCDS設立から幹事会社として機器の製品セキュリティに注力し、ワーキンググループの主査として業界全体のセキュリティ強化を推進しています。
具体的な取り組みとして、IoT機器におけるセキュリティインシデントがまだ少なかった時期から、我々は多岐にわたる施策に取り組んでまいりました。これには、独立行政法人情報処理推進機構が発行する「つながる世界の開発指針」の策定・編集、「IoT機器とATMのセキュリティガイドライン策定」、「国際標準文書」の策定などが含まれます。さらに、沖縄県企業との共同で、セキュリティ技術(攻撃技術、対策技術)の研究・開発、セキュリティテストベッドの構築、セキュリティ評価・検証環境の開発、侵入テストの実施、対策技術の開発にも携わりました。
このように、業界団体活動を通じて、数多くの実務経験を積み重ねております。
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