書かない窓口ソリューション

本人確認書類読取装置とタブレットを活用し
自治体窓口の申請手続きを効率化

本人確認書類読取装置と
タブレットを活用し
自治体窓口の申請手続きを効率化

自治体DXの更なる推進として、行政のフロントヤード改革が求められています。具体的には、マイナンバーカード活用による住民との接点の多様化・充実化や、手続きのデータ対応による窓口業務の改善が必要となります。

日立チャネルソリューションズの書かない窓口ソリューションは、タブレット端末から入力した情報や本人確認書類の非接触ICから読み取ったデータ、券面画像の文字認識結果を活用することで申請書作成業務を支援し、行政手続きにおける住民の利便性向上と職員の業務負担軽減に貢献します。

兵庫県神戸市、東京都北区などの自治体に導入され、申請手続きにかかる時間短縮を実現しています。

*本人確認書類読取装置は、当社マルチリーダの技術を使用した製品です。

こんな課題を解決します

チェックマーク

現状の業務フローを変えずに
自治体窓口DXを推進したい

チェックマーク

申請書の手書き対応など
煩雑な手続きを効率化したい

チェックマーク

外国人居住者の手続き時の
負担を軽減したい

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多様化する本人確認書類に対応した
システムを導入したい

チェックマーク

複数の窓口での申請書作成を
データ対応で連携したい

書かない窓口ソリューションの特長

01自治体の申請業務フローを変えずに導入可能

当社の書かない窓口ソリューションは、コンパクトな本人確認書類読取装置(113mm×147mm×117mm)とタブレットのシンプルな構成により導入ができ、スペースが限られる自治体窓口への設置に適しています。

また、ネットワーク接続が不要なスタンドアロン構成のため、既存のシステム環境や業務フローを変えずに導入できるとともに、多くの申請手続きに適用でき、業務運用全体の省力化に寄与します。

将来的に「書かないワンストップ窓口」を実現する自治体窓口DX SaaSに移行する場合も、非接触ICや券面画像、QRコードなどの読み取り装置として、当社の本人確認書類読取装置を引き続き利用することが可能です。

書かない窓口ソリューション
システム基本構成

書かない窓口

02置くだけ簡単操作と多機能搭載による業務負担軽減

書かない窓口 マルチリーダ

本人確認書類読取装置に本人確認書類を置くだけの簡単操作で、非接触ICから読み取ったデータや券面画像を認識して自動入力します。併せて、タブレットでの入力によって必要情報を補完することで、申請書作成時の手書き負担を軽減します。
また、一例として、以下のような申請者の基本4情報以外の項目も申請書へ印字することが可能です。

  • 申請日付・氏名フリガナ・連絡先(電話番号)は標準機能としてサポート
  • 本籍地や引っ越し先の新住所など、本人確認書類から読み出すことのできない住所情報
  • 住民異動届の申請時における、申請者以外の異動者全員の氏名などの情報
    (一度の申請手続きで複数の本人確認書類を読取可能)

ご要望に応じてカスタマイズも承りますので、詳しい機能に関しては以下の資料ダウンロードボタンよりご確認ください。

03外国人居住者に対する豊富な多言語対応

外国人居住者が増加している中、転入時の申請など日本語での手続きが難しいケースも増えています。窓口で職員が対応できる言語には限りがあり、外国人居住者と職員双方の負担となっています。

当社の書かない窓口ソリューションは、タブレット操作画面を多言語対応することができるため、通訳のサポートを受けずに手続きすることが可能です。

多言語対応については、ご要望に応じて当社にて翻訳や画面設計などのカスタマイズやサポートが可能です。地域特性に応じた外国語への対応により、外国人居住者の利便性向上と職員の業務負担軽減を実現します。

【対応実績言語】
英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語、ミャンマー語
※多言語対応はオプションです。

書かない窓口 多言語対応

04多種類の本人確認書類に対応

運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者証明書の5種類の本人確認書類に対応しています。

本人確認書類読み取り時に表裏のコピーを印刷することで、コピーの手間を省くことが可能です。また、独自技術による本人確認書類の真正性チェックと本人確認書類の顔写真とタブレットのカメラ画像を利用した顔照合によって、本人確認の厳正化にも役立ちます。

【2026年度対応予定*の本人確認書類】
マイナンバーカード(フリガナ併記対応)、スマートフォンのマイナンバーカード、第2世代在留カード、第2世代特別永住者証明書

※顔照合機能はオプションです。

05QRコード読取機能と窓口データ対応による連携

当社の本人確認書類読取装置は、QRコードも読み取ることができます。自治体窓口の限られたスペースの中で、QRコードリーダを新たに設置する必要はありません。

このQRコード読取機能は、自治体内の各窓口のデータ連携に役立ちます。複数の申請書を作成する際、住民が最初に訪れた窓口でQRコードを発行し、別の申請窓口で読み取ることで、再入力の手続きを削減することが可能です。

QRコード読取機能を活用したデータ対応による連携で、複数窓口での申請書作成を省力化し、さらなる住民の利便性向上と職員の業務効率化に貢献します。

※対象の本人確認書類は、運転免許証とマイナンバーカード。
※本機能はオプションです。

書かない窓口 スマホQR読取

 

当社の本人確認書類読取装置は、スマートフォンのマイナンバーカードも読み取ることが可能です(26年度対応予定*)。

*現時点での予定であり、対応時期や対応内容については、予告なく変わる場合があります。

本人確認書類読取装置とタブレットを活用した申請手順
(1)住民がセルフで操作する場合
  • 手順1
    申請手続きに必要な情報を、タブレットに入力する
書かない窓口
  • 手順2
    本人確認書類から氏名などを自動入力(顔照合による本人確認の支援)
書かない窓口
  • 手順3
    申請書を印刷し、窓口に提出する
     
書かない窓口
(2)職員が操作する場合
  • 手順1
    申請者より本人確認書類を受け取る
     
書かない窓口
  • 手順2
    本人確認書類から氏名などを自動入力、ヒアリング内容を追加入力する
書かない窓口
  • 手順3
    職員が入力した申請内容を申請者が確認する
     
書かない窓口
  • 手順4
    申請用紙を印刷する

     
書かない窓口
*QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

FAQ

よくあるご質問

Q.

本人確認書類の個人情報は、本人確認書類読取装置に残存することはないですか?

A.

本人確認書類から読み取った個人情報は、申請書印刷時に自動的に削除されます。
本人確認書類読取装置には残存しませんのでご安心ください。

Q.

日立チャネルソリューションズの書かない窓口ソリューションを導入した場合、デジタル田園都市国家構想交付金の利用は可能でしょうか?

A.

デジタル田園都市国家構想交付金の実装TYPE1に該当しています。
日立チャネルソリューションズの書かない窓口を導入いただいた自治体での利用実績もあります。

Q.

日立チャネルソリューションズの書かない窓口ソリューション導入までの期間を教えてください。

A.

標準の導入期間は、3ヶ月~4ヶ月程度です。
機能のカスタマイズが必要な場合は、別途調整が必要となります。詳しくはお問い合わせください。

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