岐阜信用金庫 導入事例

岐阜信用金庫
ICキャッシュカード磁気修復サービス
岐阜信用金庫
(取材日:2017年3月27日)
ICキャッシュカード
磁気修復サービス

岐阜信用金庫
(取材日:2017年3月27日)
岐阜信用金庫では、日立チャネルソリューションズと共同開発したATM管理機能を利用する「ICキャッシュカード磁気修復サービス」を開始しました。このサービスは、お客さまからICキャッシュカードがATMで使用できない旨のお申し出を受けた際、有人店舗において係員がお客さま立会いのもと、ATMを操作して磁気情報を修復するものです。その場でカードが引き続き使用できるようになることでお客さま満足度の向上を図れることに加え、キャッシュカードの再発行が不要となるなど、コスト削減にも貢献しています。

2016年9月からの本店営業部での試行を経て2016年11月より本格展開を開始し、2017年2月までに有人店舗の本支店全店でサービスを開始しています。
岐阜信用金庫 本店ATMコーナー

カードの磁気不良が発生したお客さまのATM利用の不便さを解消し、ICキャッシュカード再発行費用の削減を実現

「従来から、携帯電話やスマートフォン、バッグの留め金、デジカメなどに使用されている磁石等の影響により、キャッシュカードの磁気データが壊れるケースがありましたが、ここ1年その件数が急増しました。」とシステム担当が語ります。

「従来ICキャッシュカードが磁気不良の際には、再発行の手続きが必要であり、お客さまのお手元にキャッシュカードが到着するまでの4~5 日間はATMをご利用いただくことができず、ご不便をおかけしておりました。本サービスの導入によって、即時に磁気情報の修復が可能となるため、その場でカードが使用できるようになり、お客さまには大変喜んでいただいております。」
また、再発行手続きに伴う事務負荷とカード再発行費用の負担が経営課題になりつつありましたが、本サービスはその解決策として有効な一手であるとの考えから、全店への導入に踏み切りました。

岐阜信用金庫では、ICキャッシュカード磁気不良のお申し出に際して、名義人やATM利用者のご本人さま確認を実施後に係員操作による磁気情報を修復する手続きとしました。このような運用とした背景は、磁気情報の再生自体がキャッシュカード発行と同等の意味を持つ重要な手続きと考えたからです。
お客さま立会いのもと、係員(写真左)が操作
係員操作画面(磁気修復)
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